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資料

目次 マニュアル目次
1. バックアップについて 5. html ファイルのカスタマイズについて
2. 仮想ディレクトリについて 6. エラーメッセージ一覧
3. メールのインポートについて 7. ファイル構成表
4. メールの自動受信/定期チェックについて 8. 入力制限値一覧

バックアップについて

トラブルは、ある日突然訪れます。 ある時は、ハードウエアの障害、またある時は人為的な操作ミス...。
データをバックアップしていれば、すぐに復旧できたのに、面倒だからと後回しにしていたため痛い目にあった人は少なくありません。普段からバックアップ作業を習慣化し、障害が起きたときに速やかに復旧できるよう、定期的にバックアップをとることをお勧めします。
このページでは、「メールワイズ」のデータのバックアップ方法を紹介し、みなさんの「安全な運用」をサポートします。

バックアップはどうやってとるのか?

「メールワイズ」では、以下の2つの方法でバックアップをお取りいただくことを、お勧めします。

Attention
バックアップは、メンテナンスモードで行ってください。メンテナンスモードにしておくと、他ユーザーは「メールワイズ」へアクセスできなくなり、より安全にバックアップ作業を行えます。

1) 「メールワイズ」のデータファイルをバックアップする
  「メールワイズ」インストールマシンの故障や、データの誤削除などに備えます。

「メールワイズ」のデータが格納されている、以下のディレクトリを、MO、CD-R などの外部媒体にコピーしてください。

・「メールワイズ」インストールディレクトリ(cbmw)/mw/data
・「メールワイズ」インストールディレクトリ(cbmw)/mw/file
・「メールワイズ」インストールディレクトリ(cbmw)/mw/back[数字]※

back[数字]以下には退避データが保存されています。
参照専用のため、データが更新されることはありません。
データ退避後、一度バックアップを取れば、日々バックアップを行う必要はありません。


Windows 版の標準ディレクトリは、以下になります。

・C\:Inetpub\scripts\cbmw\mw\data
・C\:Inetpub\scripts\cbmw\mw\file
・C\:Inetpub\scripts\cbmw\mw\back[数字]

Linux 版は、ディストリビューション・Apacheの設定によってディレクトリが異なります。

※「メールワイズ」のデータファイル構成についての詳細は、 ファイル構成表 のページでご確認ください。

上記の2つのディレクトリ「data」および「file」をコピーすることで、システム設定・ライセンスキーの設定情報を含む、全てのデータがバックアップされます。
2) 受信メールをバックアップする
 

メールデータの誤削除・ネットワーク環境などの問題によるメール受信の失敗 に備えます。

メールサーバー側でエイリアスの設定をすることで、別のメーラーでも同メールを受信します。

メールエイリアスとは、メールアカウントの別名のことです。エイリアスを設定することで、1つのメールアドレス宛のメールを 別のメールアカウントにも配信させることができます。

 

例) 「メールワイズ」で設定するアカウントを以下とします。
メールアカウント:「mailwise」
メールアドレス:mwsup@bozuman.co.jp

  1. メールサーバーで、エイリアス「mwsup」を作成する。
  2. エイリアス「mwsup」の配信先のメールアカウントに、 「mailwise」以外の別のアカウントを追加する。
    ここでは、例として「sato」というアカウントを追加します。

    メールアドレス「mwsup@bozuman.co.jp」宛のメールが、 メールアカウント「sato」にも配信されます。

    メールアカウント「sato」を別のメーラーに設定すると、そのメーラーに、「mwsup@bozuman.co.jp」宛のメールも届きます。

メールエイリアスの具体的な作成方法は、お使いのメールサーバー によって異なります。


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バックアップを復旧するには?


1) データファイルのバックアップを復旧する
  バックアップしてあった「data」「file」「back[数字]」を、ディレクトリごと、現在の「data」「file」「back[数字]」と置き換えることで、データを復旧できます。

(!) バックアップを復旧すると、全てのデータがバックアップをとった時点に戻ります。バックアップをとった時点から現在までに登録されたデータの差分は、削除されることになります。


■Windows 版
  1. 「メールワイズ」インストールディレクトリ/mw 以下の「data」・「file」・「back[数字]」を、別の場所に退避、もしくは、削除 してください。

  2. バックアップしてあった「data」「file」「back[数字]」を、「メールワイズ」インストールディレクトリ/mw 以下にディレクトリごと コピーしてください。(参考:「ファイル構成表」

    (!) バックアップしてあった「data」「file」「back[数字]」を戻す際は、上書きコピーするのではなく、一旦、既存の「data」「file」「back[数字]」を削除後、バックアップしてあった「data」「file」「back[数字]」をコピーしてください。上書きコピーした場合、データファイルの不整合が発生する場合があります。

  3. 「メールワイズ」にアクセスし、バックアップデータが戻されているか・登録及び変更が可能かを確認してください。

    CD-R からバックアップデータを戻したときには、ファイルが「読みとり専用」になる場合があります。
    この場合には、ファイル名を右クリックし、プロパティ → 「全般」タブ の属性 「読みとり専用」のチェックを外します。

■Linux 版

  1. バックアップを復旧する前に、コピーするディレクトリ/ファイルの owner とパーミッションを確認してください。

    バックアップの復旧により、ディレクトリ/ファイルの owner や パーミッションが変更されてしまい、復旧後のデータにアクセスできなくなる場合があります。(エラーメッセージ「データファイルが開けません」が表示されます)
    ディレクトリ/ファイルの owner 及び パーミッションを調べるには、調べたいディレクトリで 「ls -l(エル)」コマンドを実行 してください。

    例) バックアップ復旧前の「user.odb」の owner は 「nobody」、パーミッションは-rw------- の場合
      % pwd
    % /usr/local/apache/cgi-bin/cbmw/mw/data
    % ls -l
    -rw------- 1 nobody root 1048576 Apr 28 16:03 mw.odb
    -rw------- 1 nobody root 1048576 Apr 28 16:03 user.odb
    ↑パーミッション ↑owner

  2. 「メールワイズ」インストールディレクトリ/mw 以下の「data」・「file」・「back[数字]」を、別の場所に退避、もしくは、削除 してください。

  3. バックアップしてあった「data」「file」「back[数字]」を、「メールワイズ」インストールディレクトリ/mw 以下にディレクトリごと コピーしてください。(参考:「ファイル構成表」

    この作業は、スーパーユーザーで行ってください。

    (!) バックアップしてあった「data」「file」「back[数字]」を戻す際は、上書きコピーするのではなく、一旦、既存の「data」「file」「back[数字]」を削除後、バックアップしてあった「data」「file」「back[数字]」をコピーしてください。上書きコピーした場合、データファイルの不整合が発生する場合があります。

  4. 復旧後のディレクトリ/ファイルが、「1」で確認した復旧前のものと 同じ owner ・ 同じパーミッション になっていない場合は、owner・パーミッションを設定しなおしてください。

    例) バックアップ復旧により 「user.odb」の owner が 「nobody」から「bozuman」に、
    パーミッションが -rw-------から-r--r--r-- に変更された場合:
     

    % pwd
    % /usr/local/apache/cgi-bin/cbmw/mw/data
    % ls -l
    -rw------- 1 nobody root 1048576 Apr 28 16:03 mw.odb
    -r--r--r-- 1 bozuman root 1048576 Apr 28 16:03 user.odb

    ⇒ chown コマンドで、ownerを「1」で確認した owner に変更します。

    % chown nobody user.odb

    ⇒ chmod コマンドで パーミッションを「1」で確認した パーミッション に変更します。

    % chmod 600 user.odb

    ※ Linux コマンドについての詳細は、専門書などをご参照いただけますよう、お願いいたします。

2) 受信メールを復旧する
  別のメーラーで受信していたメールを「メールワイズ」にインポートします。
インポート方法は、以下のページでご案内しています。

>> 受信メールのインポート

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バックアップはいつ取るのか?

データファイルのバックアップは、早朝や深夜など比較的「メールワイズ」へのアクセスの少ない時間帯で行うことをお勧めします。
誰かがデータの書き込み作業をしている時にバックアップ作業をした場合には、書き込み作業の手前までのデータがバックアップ
ファイルとして保存される、など、データに差分が生じる可能性があります。
「メールワイズ」では、「メンテナンス時間の設定」機能により、ユーザーが「メールワイズ」にアクセスできない時間帯を設定することができます。この機能を使ってメンテナンス時間を設定し、その時間帯にバックアップ作業を行います。

>> システム管理 > 環境設定 - メンテナンスモード

また、バックアップは、「1 日 1 回 23 時に取る」など、スケジュールを決めて取るように習慣化しましょう。
取ったバックアップファイルは、特定の場所に保管し、いつのデータであるかを把握できるよう、管理するのが良いでしょう。
トラブルが発生したときに、すぐにデータを復旧できるよう、工夫しましょう。
操作が簡単で、継続できるバックアップ方法を選択してください。

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データファイルのミラーリング機能とは?

「メールワイズ」ではデータベースファイルを自動でミラーリングしています。

One Point
~「ミラーリング」とは?~

「ミラーリング」とは、障害に備えて、全く同じデータをリアルタイムで複製することです。
「メールワイズ」では、データベースファイル「*.odb」のミラーリングファイルとして、「*.odb.mrr」が作成されます。

突然の停電やシステムダウンなどが発生し、各動作の終了処理が正常に行われなかった場合、次回アクセス時に、データベースファイルの修復を促す画面が自動で表示されます。

をクリックすると、ミラーリングファイルを用いて、自動的にデータの修復作業が開始されます。データの修復が終了したら、確認画面が表示されます。

※添付ファイル・メールソースはミラーリング対象外です。

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バックアップは、データだけでよいのか?

ハードディスクが故障してしまうと、サーバーマシン自体が使えなくなります。
この場合、いくら 「メールワイズ」のデータをバックアップしていても、すぐに 「メールワイズ」を使える状態に復旧することはできません。

スムーズにシステム全体を復旧するためにも、専用のソフトにて OS のインストールや各種ドライバの設定など、システム全体のバックアップを取る、もしくは予備マシン ( 使い古しのマシンなど ) を準備しておくのも良いでしょう。

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