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データ移行ツールを使用する

「cybozu.comデータ移行ツール for サイボウズ メールワイズ」(以降、MWデータ移行ツール)を使用すると、次のデータをクラウド版のメールワイズに移行できます。

  • メールワイズ パッケージ版のデータ
  • ローカルコンピューターに保存されているメールデータ
    Windows Liveなどのメールソフトで保存したメールデータ

一度の作業で移行できるのは、上記データのどちらか一方です。
移行するデータの種類によって、操作手順が異なります。

移行先のメールワイズ クラウド版で「組織の事前設定」を作成していると、データ移行ツールは使用できません。
確認方法や詳細は、次のページを参照してください。

メールワイズ クラウド版での準備:「組織の事前設定」の状態を確認する

データ移行のイメージ

データ移行のイメージ

作業の流れ

次のステップで作業します。

ステップ1
データ移行ツールの動作環境や、移行するデータの内容などを確認します。
ステップ2
メールワイズクラウド版の試用を申し込みます。
ステップ3
サイボウズ製品とのユーザー情報連携を解除します。
ユーザー情報を連携していない場合は、ステップ4に進みます。
ステップ4
メールワイズ パッケージ版で、ログインに関する設定を確認します。 必ず次の設定を確認してください。
  • ログイン名とパスワードを設定している。
  • ログイン方法を「ログイン名を入力する」に設定している。 ログイン名とログイン方法の設定が完了していない状態でデータ移行ツールを実行すると、エラーが表示され、処理が中断します。
ステップ5
クラウド版での作業ステップ2で試用を申し込んだアカウントでサイボウズドットコム ストアにログインし、Administratorを有効にします。
ステップ6
ステップ2で準備したクラウド環境のサブドメインを確認します。
ステップ7
メールサーバーの設定を確認します。
データを移行した直後から、メールの自動受信が開始されます。必ず、メールサーバーにメールを残す設定をしてください。
また、POP before SMTPが設定されている場合は、無効にします。
ステップ8
クラウド版での作業cybozu.com共通管理で、「組織の事前設定」のデータが未作成であることを確認します。
ステップ9
クラウド版での作業cybozu.com共通管理で、データ移行を許可します。
ステップ10
最新のMWデータ移行ツールをダウンロードします。
ステップ11
MWデータ移行ツールを実行します。
ステップ12
データ移行完了のメールを受信します。
ステップ2で登録したメールアドレスにデータ移行完了のメールが送信されます。
メールを受信できれば、データの移行は完了です。
ステップ13
クラウド版での作業cybozu.com共通管理で、データ移行の許可を解除します。

データ移行後の最初の作業:cybozu.com共通管理での設定

ステップ14 クラウド版での作業メールワイズ クラウド版で、移行したデータを確認し、必要な項目を設定します。

データ移行後の最初の作業:メールワイズ クラウド版での作業

作業の前に確認すること

動作環境と移行可能なデータ量

作業の前に、MWデータ移行ツールの動作環境と、移行できるデータの量を確認します。

動作環境

メールワイズ クラウド版の動作環境

パッケージ版の動作環境と異なります。
詳細は、次のページを参照してください。

cybozu.com:動作環境

MWデータ移行ツールの動作環境

動作環境以外でMWデータ移行ツールを使用すると、エラーが発生する場合があります。
詳細は、次のページを参照してください。

製品サイト:動作環境

メールワイズ/サイボウズ Office/サイボウズ ガルーンの各データをクラウド版に移行する場合

各製品によって、必要なデータ移行ツールは異なります。製品にあった正しいデータ移行ツールを使用してください。
また、3製品のデータは、同時進行でクラウド版に移行できません。
必ず1つの製品のデータ移行が完了してから、次の製品のデータを移行してください。

プロキシ経由でMWデータ移行ツールを実行する場合

環境変数を設定する必要があります。詳細は次のページを参照してください。

Linux環境でMWデータ移行ツールを実行する場合

注意事項は、次のとおりです。

  • cURLのバージョンやビルドオプション
    cURLのバージョンやビルドオプションによっては、2GB以上のデータを移行できない場合があります。
    次のコマンドを使用して、データを移行できるかどうかを確認します。
    • コマンド: $ curl –V

    実行結果の「Features:」に「Largefile」が表示される場合のみ、2GB以上のデータを移行できます。
    最新のcURLにバージョンアップしてから、MWデータ移行ツールを実行してください。
    cURLをバージョンアップせずに、MWデータ移行ツールを実行する手順は、テクニカルサポートにお問い合わせください。

移行可能なデータ量

MWデータ移行ツールを使用して移行できるデータ量の目安は、100GBです。
移行するデータ量が100GBを超える場合は、エラーメッセージが表示され、MWデータ移行ツールが終了します。

移行するデータ量が多い場合は、次のページからお問い合わせください。

また、サーバーマシンのスペックやネットワーク環境によって、処理に時間がかかる場合があります。
移行時間の目安を、次のページで公開しています。

メールワイズ パッケージ版の環境ごとの確認事項

お使いのメールワイズ パッケージ版の運用環境に応じて、次の項目を確認します。
ローカルコンピューターのメールデータを移行する場合は、この確認は不要です。

お客様所有のサーバーまたはレンタルサーバーで、メールワイズ パッケージ版を運用している場合

MWデータ移行ツールを使用したデータ移行は、次のユーザーで行います。

  • Windows環境:
    インストール先のサーバーのAdministrator権限を持つユーザー
  • Linux環境:
    root権限を持つユーザー

データ移行の操作をすると、レンタルサーバーに負荷がかかる恐れがあります。データを移行する前に、レンタルサーバー業者にデータの移行が可能かどうかを確認してください。

レンタルサーバーでデータ移行ツールを使用することが難しい場合

次の方法でデータを移行してください。

  1. 移行するデータを確認します。
  1. レンタルサーバーから、手順1で確認したデータをお客様のローカル環境にダウンロードします。
  1. お客様のローカル環境にメールワイズ パッケージ版の環境を構築し、手順2のデータをリストアします。

    メールワイズ 5:データをリストアする

    メールワイズ 4:データをリストアする

    メールワイズ 3:バックアップを復旧するには?

  1. 手順3の環境でMWデータ移行ツールを起動し、データを移行します。

メールワイズ パッケージ版から移行できるデータ

メールワイズ パッケージ版から移行できるデータは、移行元のメールワイズのバージョンによって異なります。
ローカルコンピューターのメールデータを移行する場合は、この確認は不要です。

  メールワイズ 3 / 4 メールワイズ 5
移行できるデータとファイル
  • (インストールディレクトリー)/mw/data
  • (インストールディレクトリー)/mw/back[ID]
  • (インストールディレクトリー)/mw/dlsrc
  • (インストールディレクトリー)/mw/file
  • (データディレクトリー)/mw/data
  • (データディレクトリー)/mw/back[ID]
  • (データディレクトリー)/mw/dlsrc
  • (データディレクトリー)/mw/file
移行できないデータとファイル 上記のデータのうち、次のデータとファイルは移行しません。
  • data/check
  • data/.htaccess
  • file/.htaccess
  • file/logs
  • file/mail[ID]/rlog.txt
  • file/mail[ID]/slog.txt
上記のデータのうち、次のデータとファイルは移行しません。
  • data/check
  • data/.htaccess
  • file/.htaccess
  • file/logs
ファイル構成

メールワイズ 4:ファイル構成

メールワイズ 3:ファイル構成表

メールワイズ 5:ファイル構成

ローカルコンピューターから移行できるデータ

メールワイズ パッケージ版のデータを移行する場合は、この確認は不要です。

ローカルコンピューターのMicrosoft Outlookなどに保存している、次のメールデータを移行できます。

  • 受信メール
  • 送信メール

メールデータは、EML形式である必要があります。
EML形式以外のメールデータは、EML形式に変換してから移行します。
変換の方法は次の項目を参照してください。

注意
  • クラウド版に移行する際に、メールデータのファイル名が長いと、正常に移行できない場合があります。
    ファイル名が長い場合は、短いファイル名に変更してから、メールデータを移行してください。
  • メールワイズ クラウド版にメールデータを移行すると、メールに付属するアカウント情報が無効になります。
    移行したメールデータは、アカウントをキーワードにして検索できなくなります。
  • 移行したメールデータは、メールワイズ クラウド版で「処理済み」となります。

移行によって更新されるデータ

データを移行すると、クラウド版のデータが更新されたり、削除されたりします。
ここでは、パッケージ版のユーザー情報やパスワード、組織情報などのデータが、移行時にどのように扱われるかを説明します。

クラウド版のデータ

データを移行すると、移行先のクラウド版のデータは、移行元のパッケージ版のデータで上書きされます。
このため、データを移行する前にクラウド版に登録しているデータは削除されます。
すでにクラウド版の運用を開始している場合は、データを移行する前に、必要なデータをCSVファイルに書き出します。

ユーザー情報とパスワード

ローカルコンピューターのメールデータを移行する場合は、この確認は不要です。
データを移行すると、パッケージ版のユーザー情報がcybozu.com共通管理に取り込まれます。
クラウド版のメールワイズを使用開始していて、パッケージ版とcybozu.com共通管理に同じログイン名のユーザーが存在する場合、パッケージ版のデータでcybozu.com共通管理のユーザー情報を更新するかどうかを選択できます。

補足
  • パスワードについて
    パッケージ版のデータを使ってクラウド版のユーザー情報を更新する場合、クラウド版のパスワードは、パッケージ版のパスワードで更新されます。クラウド版への初回ログインには、パッケージ版のパスワードを入力します。ただし、パスワード入力後に新しいパスワードの再設定が必要です。
    パッケージ版のデータを使ってクラウド版のユーザー情報を更新しない場合、クラウド版のパスワードはパッケージ版のパスワードでは更新されません。移行前からクラウド版をお使いのユーザーが、移行後のクラウド版に初回ログインする際には、移行前にクラウド版で使用していた従来のパスワードを入力します。

cybozu.com共通管理の「ユーザー情報」に統合される情報と、移行できない情報

  移行元:
メールワイズ パッケージ版
  移行先:
cybozu.com共通管理
統合される情報 名前 表示名
メールアドレス Emailアドレス
連絡先 連絡先
移行できない情報 画像 × 移行できません
メモ × 移行できません
最初に表示する組織 × 移行できません

組織情報

データを移行すると、パッケージ版に登録されていた組織情報がcybozu.com共通管理に取り込まれます。

cybozu.com共通管理の「組織情報」に統合される情報

パッケージ版の組織情報は、cybozu.com共通管理に次のように取り込まれます。

移行元:
メールワイズ パッケージ版
  移行先:
cybozu.com共通管理
組織名(旧:グループ名)
 
  • 組織名
  • 組織コード
    組織情報を識別するためのコードです。
    メールワイズ側のグループIDをもとに、システムが自動的に設定します。
    組織コードを変更すると、データ移行ツールの実行時に、メールワイズから移行した組織が重複して追加される恐れがあります。
    設定された組織コードは変更しないでください。
組織名(旧:グループ名)の所属ユーザーの情報
どのグループにどのユーザーが所属しているかの情報です。
組織の所属ユーザーの情報

cybozu.com共通管理での組織の表示について

cybozu.com共通管理の組織は階層化できますが、データ移行に伴い追加された組織は並列で表示されます。
これは、移行元のメールワイズ パッケージ版の組織情報が階層表示に対応していないためです。
ただし、移行前にcybozu.com共通管理に組織が登録されていたかどうかで、追加された組織が表示される状態が異なります。

cybozu.com共通管理に組織を設定していない場合

移行元の組織情報は、そのまま移行先のcybozu.com共通管理に取り込まれます。
組織コードは、組織IDを元に生成されます。

cybozu.com 共通管理に組織を設定していない場合

cybozu.com共通管理に組織を設定している場合

移行元の組織情報は「メールワイズの組織」として、組織名の後ろに「(MW)」が付加されて、cybozu.com共通管理に取り込まれます。

cybozu.com 共通管理に組織を設定している場合

補足
  • cybozu.com共通管理の組織名に設定できる文字数は、組織名に付加される「(MW)」を含め、128文字までです。
    128文字を超えると、組織名が途中までしか表示されません。
    移行元で組織名を124文字以内にしておくか、移行後に組織名を編集し、文字数を減らしてください。
  • 組織やユーザーを管理する機能の違いや注意事項は、次のページで案内しています。
MWデータ移行ツールを複数回実行する場合の注意

MWデータ移行ツールを試験的に実行したり、エラーの発生により再度実行するなど、MWデータ移行ツールを複数回実行する場合の注意事項を説明します。

データの移行では、移行元と移行先で組織コードが同一であれば、同じ組織と見なします。
cybozu.com共通管理側で組織コードを変更しない限り、MWデータ移行ツールを複数回実行しても、組織が重複して追加されることはありません。
次の場合は、注意が必要です。

  • 前回のデータ移行後、移行元のパッケージ版メールワイズで組織名や所属ユーザーを変更した
  • 前回のデータ移行で取り込んだ組織の組織コードを、移行先のcybozu.com共通管理で変更した

前回のデータ移行後、移行元のパッケージ版メールワイズで組織名や所属ユーザーを変更した場合

移行元と移行先で組織コードが同一の組織は、次のようにデータが移行されます。

  • 組織名:
    組織名の変更は、MWデータ移行ツールでは移行されません。
    パッケージ版の組織名を変更した場合は、手動でcybozu.com共通管理の組織名を更新する必要があります。
  • 組織に所属するユーザー:
    前回のデータ移行時から、追加された所属ユーザーのみ、cybozu.com共通管理に移行されます。所属ユーザーの変更や削除は、cybozu.com共通管理を操作して行います。

移行ツール実行1回目 移行ツール実行2回目
移行ツール実行1回目 移行ツール実行2回目

前回のデータ移行で取り込んだ組織の組織コードを、移行先のcybozu.com共通管理で変更した場合

次回のデータ移行で新規の組織として移行先に追加されます。
cybozu.com共通管理側で変更した組織コードを手動で元に戻しても、システム内で保持する情報が変わるため、次回のデータ移行時に移行元の情報で上書きできません。

クライアント証明書

セキュアアクセスのクライアント証明書は継続して使用できます。データを移行しても、クライアント証明書を更新する必要はありません。

443ポートの開放

クラウド版の環境(cybozu.com)には、443ポートでアクセスします。
そのため、データを移行する前に、お客様のサーバーマシンやファイアウォールなどのネットワーク機器で「443ポート」を開放する必要があります。
ポート開放の手順は、移行元製品でお使いのサーバーの管理者やネットワーク管理者にお問い合わせください。

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