Windows環境の場合

Windows環境で行う、パッケージ版 メールワイズのインストール、バージョンアップ、およびアンインストールの手順を説明します。
運用を開始するまでの流れは、次のページを参照してください。

インストールおよびバージョンアップ前に確認すること

パッケージ版 メールワイズをインストールまたはバージョンアップする前に、次の項目を確認します。

確認すること

項目 説明
ユーザーの権限 インストールやバージョンアップには、次のユーザーでサーバーマシンにログインする必要があります。
  • インストール先のサーバーのAdministrator権限を持つユーザー
サーバーマシンやネットワークの環境 お使いのサーバーマシンやネットワーク環境が動作環境と合っていることを確認します。
対応Webサーバー Webサーバーがインストールされていることを確認します。
メールワイズ 5が対応しているサーバーOSにWebサーバーをインストールし、アクセス権の設定や仮想ディレクトリの作成など、必要な設定を行ってください。 対応Webサーバーは、次のページの「Webサーバー」の項目を参照してください。

製品サイト:動作環境

対応メールサーバー 詳細は、次のページを参照してください。
サーバーマシンの設定日時 サーバーマシンの設定日時が、正しいかどうかを確認します。
日時が正しく設定されていないと、正常に動作しない恐れがあります。
ドライブの空き容量
常駐アプリケーションやプロセス サーバーマシンで、アプリケーションのプロセスやWindowsプログラムが終了していることを確認します。
常駐アプリケーションやプロセス等が起動している場合は、すべて終了してください。

サンプルデータについて

パッケージ版 メールワイズをインストールすると、サンプルユーザーとテストテンプレートがサンプルデータとして登録されます。サンプルユーザーを使用して、データを参照したり機能を試したりできます。
ただし、初期設定ではメールサーバーが設定されていないため、メールを送受信できません。

インストールする

次の場合を例にWindows環境にパッケージ版 メールワイズをインストールする手順を説明します。

  • Windows環境: Windows Server 2012 R2 Standard
  • インストール識別子: cbmw

  1. インストールする環境を確認します。
  1. 最新のインストーラーを入手します。

    製品サイト:ダウンロード

  1. サーバーマシンにダウンロードしたインストーラー「cbmw-5.x.x-windows.exe」を右クリックし、[管理者として実行]をクリックします。
    インストーラーが起動します。
    同じサーバーマシンにメールワイズ 5がすでにインストールされている場合:
    新しくインストールするかどうかを確認する画面が表示されます。
    アップデート製品の確認
  1. 次へをクリックします。
    セットアップへようこそ
  1. 試用許諾契約書を確認し、同意する場合は「試用許諾契約書に同意します」を選択し、次へをクリックします。
    • 試用許諾契約書に同意しない場合:[キャンセル]をクリックし、インストールを中止します。
    • 1 つ前の手順に戻る場合: [戻る]をクリックします。
    試用許諾の同意
  1. 「新規インストール」を選択し、次へをクリックします。
    インストールタイプの選択
  1. インストール識別子を確認し、次へをクリックします。
    通常はインストール識別子を変更する必要はありません。ただし、1 つのサーバーマシンに複数のメールワイズをインストールする場合は、メールワイズごとに異なるインストール識別子を設定する必要があります。
    インストール識別子の設定

    次の場合に、Webサーバーをあわせてインストールするかどうかを確認する画面が表示されます。
    • サーバーマシンにWebサーバーがインストールされていない。
    • すでにインストールされているWebサーバーを停止している。
    • Webサーバーのポート番号が80番から変更されている。
    Webサーバーが見つかりません

    メールワイズ 5は、WebサーバーにApacheを使用したサポートを2017年12月末で終了しました。
    「いいえ」をクリックし、インストールをキャンセルして、「インストールおよびバージョンアップ前に確認すること」に戻り、IISのWebサーバーの設定が完了しているかどうかを確認してから、再度インストールを実施してください。
  1. CGIディレクトリーを確認し、次へをクリックします。
    通常は CGIディレクトリーを変更する必要はありません。変更する場合は参照..をクリックし、CGIディレクトリーを指定します。
    初期値に設定されているCGIディレクトリーは、お使いのWebサーバーにより異なります。 インストール識別子の設定
  1. データディレクトリーを確認し、次へをクリックします。
    通常はデータディレクトリーを変更する必要はありません。変更する場合は参照..をクリックし、データディレクトリーを指定します。
    初期値に設定されているデータディレクトリーは、お使いのWebサーバーにより異なります。 データディレクトリーを変更
  1. ドキュメントルートディレクトリーを確認し、次へをクリックします。
    通常はドキュメントルートディレクトリーを変更する必要はありません。変更する場合は参照..をクリックし、ドキュメントルートディレクトリーを指定します。
    初期値に設定されているドキュメントルートディレクトリーは、お使いのWebサーバーにより異なります。 ドキュメントルートディレクトリーを変更
  1. 設定を確認し、インストールをクリックします。
    インストール情報の確認 
    インストールが始まります。
    インストール開始
  1. 自動受信タスクを登録する場合は、はいをクリックします。
    メールの自動受信や定期チェックを利用する場合は、自動受信用タスク(createmwtask.bat)をメールワイズに登録する必要があります。
    自動受信用タスクを登録する
    インストール後に自動受信タスクを登録することもできます。
  1. 完了をクリックします。
    インストール完了
  1. はいをクリックします。
    トップページを表示
  1. 利用を開始するをクリックします。
    利用を開始する
    メールワイズのログイン画面とREADME.txtが表示されれば、インストールは正常に終了しています。
    注意
    • メールワイズのログイン画面が表示されない場合
      インストール終了後にメールワイズのログイン画面が表示されない場合は、Webブラウザーを起動し、メールワイズにアクセスします。
      上記の操作をしてもログイン画面が表示されない場合は、次の項目を確認してください。
      • サーバーマシンのIPアドレス、サーバー名、ディレクトリ名、またはファイル名などが正しく入力されていること
      • CGIを実行できるディレクトリを指定していること
      • 仮想ディレクトリーが正しく設定されていること
  1. パッケージ版 メールワイズにサンプルユーザーでログインし、動作を確認します。
    ログイン
補足
  • インストール識別子とは
    メールワイズを識別するための文字列で、アクセスURLの一部に使用されます。
    使用できる文字は「A-Z」「a-z」「0-9」「-,()$!_'.+」です。先頭または末尾に「.」は使用できません。設定できる文字列は最大20文字です。
    1 つのサーバーマシンにすでにメールワイズをインストールしている場合は、異なる識別子を指定する必要があります。

  • ディレクトリーの変更について
    CGIディレクトリー、データディレクトリー、またはドキュメントルートディレクトリーを変更する場合は、各確認画面で参照..をクリックして、変更先を指定します。
    変更先を指定します

バージョンアップする

バージョンアップ時の注意点

はじめに確認すること

  • 万が一のトラブルに備え、バージョ ンアップ前のデータをバックアップしてください。
  • バージョンアップの処理に時間が掛かる場合があります。
  • バージョンアップ時にはメンテナンスモードを設定するため、すべてのユーザーがメールワイズにアクセスできなくなります。作業は、業務に支障がない時間帯に行ってください。
  • メールワイズ 3以前からメールワイズ 5にバージョンアップすると、ライセンス状態が試用版になります。バージョンアップが完了した後に、改めてライセンスを登録する必要があります。 
  • バージョンアップ後に、旧バージョンのデータを元に戻すには、再度バージョンアップ前と同じメールワイズをインストールし、バックアップデータをリストアします。

データコンバートについて

旧バージョンからメールワイズ 5にバージョンアップすると、旧バージョンで使用していたデータがメールワイズ 5用にコンバートされます。コンバート対象のデータ量やサーバーマシンのスペックによっては、処理に数時間かかることもあります。

データコンバートの時間の目安

次のような条件の場合、コンバートにかかる時間は1時間程度です。

環境 概要
マシンスペック
  • CPU: Intel Xeon(R) プロセッサー E5640 2.67GHz
  • メモリ:2GB
  • サーバーOS:Windows Server 2003
登録データ
  • メールデータ:
    5アプリケーション分のメールデータ:約250,000件
    (1メールアプリケーションあたり:約50,000件)
  • 電話履歴:
    履歴データ:約96,000件
  • アドレス帳データ:
    会社データ:約50,000件
    顧客データ:約50,000件
  • 退避データ:
    上記と同レベルのデータ量の退避データを2つ
データ容量
(dataとfileとback[ID]配下のデータの総サイズ)
約49.3GB

データコンバート時に必要なドライブの空き容量

コンバート実行時には、旧バージョンのメールワイズのデータが次のディレクトリーに自動的にバックアップされます。

  • バックアップ用ディレクトリー:
    (データディレクトリー)/odbbackup[インストール日時]

そのため、データコンバートには、少なくとも、次のデータを合わせたデータサイズ分の空き容量が必要です。
  • メールワイズ 3またはメールワイズ 4からバージョンアップする場合:
    • (CGIディレクトリー)/mw/data の半分+100MB
              +
      (CGIディレクトリー)/mw/back[数字]/data

補足
  • 「back[数字]」ディレクトリーは、「過去データの退避」を実施している場合にのみ存在します。 
    空き容量を確認する際は、すべての「back[数字]/data」ディレクトリーを確認してください。
  • バージョンアップが正常に完了したことを確認したあと、バックアップデータ(「odbbackup[インストール日時]フォルダー)を削除してください。

エラーが発生した場合

データが破損していた場合、コンバートを実行できません。
コンバート中にエラーが発生すると、バックアップ用ディレクトリーに保存されていたバックアップファイルが戻され、バージョンアップ前の状態に自動で復旧されます。この場合、メールワイズ 5へのバージョンアップは中断されます。
エラーが発生し処理が中断された場合、メールワイズのディレクトリーに作成される「ConvertDb.log」の中身を確認してください。
エラーやトラブルが解決しない場合はサイボウズまで問い合わせてください。

データベースの破損チェック方法は、次のFAQで案内しています。

リモートサービスを使用している場合

リモートサービスを使用している場合は、パッケージ版 メールワイズのバージョンアップ後に、リモートサービスマネージャーで製品情報の更新や利用製品の再登録が必要です。
パッケージ版 メールワイズのみバージョンアップすると、画像やアイコンが表示されなくなる場合があります。

メールワイズ 5を最新版にバージョンアップする

最新版のメールワイズ 5にバージョンアップします。
次の場合を例に説明します。

  • Windows環境: Windows Server 2012 R2 Standard
  • インストール識別子: cbmw

  1. お使いのメールワイズで次の情報を確認します。
    • インストール識別子
    • CGIディレクトリー
    • データディレクトリー
    • ドキュメントルートディレクトリー
  1. メールワイズにメンテナンスモードを設定します。
    一時的にすべてのユーザーがメールワイズにアクセスできなくなります。
  1. バージョンアップ前のメールワイズ 5のデータをバックアップします。
  1. 最新のインストーラーを入手します。

    製品サイト:ダウンロード

  1. サーバーマシンにダウンロードしたインストーラー「cbmw-5.x.x-windows.exe」を右クリックし、[管理者として実行]をクリックします。
    インストーラーが起動します。
  1. 「下で選択した製品をアップデートする」を選択し、バージョンアップする製品を選択してから、次へをクリックします。
    バージョンアップする製品の選択
  1. 次へをクリックします。
    セットアップへようこそ
  1. 試用許諾契約書を確認し、同意する場合は「試用許諾契約書に同意します」を選択し、次へをクリックします。
    • 試用許諾契約書に同意しない場合:[キャンセル]をクリックし、インストールを中止します。
    • 1つ前の手順に戻る場合: [戻る]をクリックします。
    試用許諾の画面
  1. バージョンアップの設定を確認し、インストールをクリックします。
    バージョンアップが始まります。
    インストール実行ボタン
  1. 完了をクリックします。
    インストール完了
  1. メンテナンスモードを解除します。
    メンテナンスモードの解除は、手順3と同じWebブラウザーで操作してください。

    メンテナンスモードを解除する:メールワイズにアクセスできない場合

  1. メールワイズにログインし、動作を確認します。
    次のことを確認します。
    • 正常に動作する。
    • バージョンアップ前のデータを、正常に閲覧または表示できる。
    • ログイン画面下部のバージョン番号が、最新のバージョンになっている。

メールワイズ 3またはメールワイズ 4からバージョンアップする

メールワイズ 3またはメールワイズ 4からメールワイズ 5にバージョンアップします。
次の場合を例に説明します。

  • メールワイズ 4からバージョンアップする。
  • Windows環境: Windows Server 2012 R2 Standard
  • インストール識別子: cbmw4

  1. お使いのメールワイズで次の情報を確認します。
    • インストール識別子
    • CGI ディレクトリー
    • ドキュメントルートディレクトリー

    メールワイズ 4:ファイル構成

    メールワイズ 3:ファイル構成表

  1. メールワイズにメンテナンスモードを設定します。
    一時的にすべてのユーザーがメールワイズにアクセスできなくなります。
  1. バージョンアップ前のメールワイズのデータをバックアップします。

    メールワイズ4:データをバックアップする

    メールワイズ3:バックアップについて

  1. 最新のインストーラーを入手します。

    製品サイト:ダウンロード

  1. サーバーマシンにダウンロードしたインストーラー「cbmw-5.x.x-windows.exe」を右クリックし、[管理者として実行]をクリックします。
    インストーラーが起動します。
    すでにメールワイズ5がインストールされている環境では、次の画面が表示されます。
    検出された製品の確認画面

    上記の画面が表示された場合は、「この製品の新しいコピーをインストールする」を選択し、[次へ]をクリックしてください。
  1. 次へをクリックします。
    セットアップへようこそ
  1. 試用許諾契約書を確認し、同意する場合は「試用許諾契約書に同意します」を選択し、次へをクリックします。
    • 試用許諾契約書に同意しない場合:キャンセル をクリックし、インストールを中止します。
    • 1 つ前の手順に戻る場合: 戻るをクリックします。
    試用許諾の画面
  1. 「バージョンアップ」を選択し、次へをクリックします。
    バージョンアップ選択
  1. 「次の製品をバージョンアップする」を選択し、バージョンアップする製品を選択してから、次へをクリックします。
    該当する製品が表示されない場合は、「バージョンアップする製品を指定する」を選択し、インストール識別子、CGIディレクトリーを指定してください。
    バージョンアップする
  1. 設定を確認し、インストールをクリックします。
    データコンバートのあと、バージョンアップが始まります。
    インストール実行ボタン
  1. 完了をクリックします。
    インストール完了
  1. メンテナンスモードを解除します。
    メンテナンスモードの解除は、手順3と同じWeb ブラウザーで操作してください。

    メンテナンスモードを解除する:メールワイズにアクセスできない場合

  1. Webブラウザーを起動し、メールワイズにアクセスし、利用を開始するをクリックします。
    メールワイズのログイン画面が表示されれば、バージョンアップは正常に終了しています。
  1. メールワイズにログインし、動作を確認します。
    次のことを確認します。
    • 正常に動作する。
    • バージョンアップ前のデータを、正常に閲覧または表示できる。
    • ログイン画面下部のバージョン番号が、最新のバージョンになっている。
  1. メールワイズ 3からバージョンアップした場合は、ライセンスを登録します。
    メールワイズ 3からメールワイズ 5にバージョンアップすると、ライセンス状態が試用版になります。改めてライセンスを登録する必要があります。
    メールワイズ 4からバージョンアップした場合は、ライセンス情報が引き継がれるため、この操作は不要です。

メールワイズ 1またはメールワイズ 2からバージョンアップする

メールワイズ 1 またはメールワイズ 2 からメールワイズ 5 にバージョンアップするには、一度メールワイズ 3 にバージョンアップする必要があります。

次のステップで作業します。

ステップ1
メールワイズ 1またはメールワイズ 2を、メールワイズ 3にバージョンアップします。
ステップ2
メールワイズ 5にバージョンアップします。
ステップ3
バージョンアップが完了した後に、ライセンスを登録します。
旧バージョンからメールワイズ 5にバージョンアップすると、ライセンス状態が試用版になります。改めてライセンスを登録する必要があります。

アンインストールする

Windows環境でパッケージ版 メールワイズをアンインストールする手順を説明します。
先にメールワイズのアプリケーションを削除し、後でデータを削除します。

注意
  • 削除したデータは元に戻せません。アンインストールする前にデータをバックアップしておくことを推奨します。
  • アンインストールは、インストール先のサーバーのAdministrator 権限を持つユーザーで行います。
  • メールワイズのインストール時にApacheをインストールしている場合は、メールワイズをアンインストールした後にApacheをアンインストールする必要があります。

アプリケーションを削除する

メールワイズの実行ファイルなど、アプリケーションを削除します。
次の場合を例に説明します。

  • Windows環境: Windows Server 2012 R2 Standard
  • インストール識別子: cbmw

  1. Windowsのスタートメニューから、「設定」> 「コントロールパネル」> 「プログラムのアンインストール」の順に選択します。
  1. アンインストールするメールワイズを右クリックし、「アンインストールと変更」をクリックします。
    アンインストール実行の画面
    複数のメールワイズをインストールしている場合は、アンインストールするメールワイズを選択します。
  1. 確認画面ではいをクリックし、アンインストールを開始します。
    アンインストールを中止する場合は、いいえをクリックします。
  1. 完了をクリックします。

データを削除する

アプリケーションを削除したあとに、不要になった次のデータを手動で削除します。

  • CGIディレクトリー配下のすべてのフォルダーとファイル
  • データディレクトリー配下のすべてのフォルダーとファイル
  • ドキュメントルートディレクトリー配下のすべてのフォルダーとファイル

注意
  • 複数のメールワイズを1 つのサーバーマシンにインストールしている場合
    すべてのメールワイズをアンインストールしないときは、次の2つのデータのみ削除します。
    • CGIディレクトリー配下のすべてのフォルダーとファイル
    • データディレクトリー配下のすべてのフォルダーとファイル

    ドキュメントルートディレクトリーを削除してしまうと、お使いのメールワイズの画面が正しく表示されなくなります。

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