Linuxの場合

次の場合を例に、Office 10をLinux環境にインストールする手順を説明します。
インストールにはLinuxコマンドを使用します。操作に不安がある場合は、Linuxサーバーの管理者に作業を依頼してください。

  • Linux環境:RedHat Enterprise Linux 6
  • インストール識別子:cbag

インストール識別子は、サイボウズ製品を識別するための文字列です。アクセスURLの一部に使用されます。
初期値のままインストールすると、「cbag」がインストール識別子になります。

  1. インストールする環境を確認します。
    項目 説明
    ユーザーの権限 インストールする際に、次のユーザーでサーバーマシンにログインする必要があります。
    • root権限を持つユーザー
    サーバーマシンやネットワークの環境 お使いのサーバーマシンやネットワーク環境が動作環境と合っていることを確認します。

    製品サイト:動作環境

    Office 10は、SELinuxが有効な環境では正常に動作しません。
    また、SELinuxの設定についてはサポート対象外です。
    SELinuxが無効に設定されている環境で運用してください。
    サーバーマシンの設定日時 サーバーマシンの設定日時が、正しいかどうかを確認します。
    日時が正しく設定されていないと、正常に動作しない恐れがあります。
    ドライブの空き容量 インストール先のドライブに、100MBの空き容量があることを確認します。
    常駐アプリケーションやプロセス サーバーマシンで、アプリケーションのプロセスが終了していることを確認します。
    セキュリティやバックアップなどの常駐アプリケーションやプロセスが動いていると、影響を受けてしまう可能性があるため、停止した状態で実施することを推奨しています。
  1. Office 10の対応Webサーバーである「Apache 2.2.x/2.4.x」がインストールされていることを確認します。

    Office 10を利用するためには、Webサーバーが必要です。
    Webサーバーは、お使いの環境に合わせて、お客様自身でインストールしてください。
    Webサーバーをインストールしたあと、Webサーバーを起動し、CGI実行が許可されていることを確認してください。

  1. 最新のインストーラーを入手します

    製品サイト:ダウンロード

  1. スーパーユーザーでログインします。

    suコマンドを利用し、root権限でログインします。
    "-"は必ず付けてください。

    su -
  1. サーバーマシンにダウンロードした「cbof-10.○.○-linux-k○.bin」を任意のディレクトリに保存し、そのディレクトリに移動します。

    例: /tmpにインストーラーを保存する場合

    cp cbof-10.○.○-linux-k○.bin /tmp
    cd /tmp
  1. インストーラー「cbof-10.○.○-linux-k○.bin」をshコマンドで起動します。
    sh cbof-10.○.○-linux-k○.bin
  1. 日本語が表示されたら、「Y」を入力し、Enterキーを押します。

    日本語が表示されない場合は、英語表示モードでインストールします。「N」を入力してからEnterキーを押します。

    この日本語が正しく表示されている場合はYを入力してください。
    If you cannot read the above Japanese text, type 'N'.
    [Y] / [N] :
  1. 表示されている試用許諾契約書は、EnterキーまたはSpaceキーをを押して最後まで確認してください。

    試用許諾契約書に同意しない場合は「N」を入力してからEnterキーを押し、インストールを中止します。

  1. インストール識別子を確認し、Enterキーを押します。

    通常はインストール識別子を変更する必要はありません。ただし、1つのサーバーマシンに複数のOffice製品をインストールする場合は、既存のOffice製品と異なるインストール識別子を設定する必要があります。

    ===================== インストール識別子の設定=====================
    インストール識別子を設定してください。
    インストール識別子は製品がインストールされるディレクトリの名前になります。

    なにも入力せずに[Enter]キーを押すと、「cbag」が設定されます。
    通常は変更する必要はありません。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    Cybozu(R) Office 10へバージョンアップする場合

    使用中の製品と同じインストール識別子を設定してください。
    インストール識別子は、システム設定の「実行環境の診断」画面のDir欄で確認できます。
    例:旧製品の実行環境が、/var/www/cgi-bin/cbag/ の場合
    インストール識別子は、「cbag」になります。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    [cbag]:
  1. CGIディレクトリを確認し、Enterキーを押します。

    通常はCGIディレクトリを変更する必要はありません。
    初期値に設定されているCGIディレクトリは、お使いのWebサーバーにより異なります。

    ===================== CGIディレクトリの設定=====================
    CGIディレクトリを設定してください。
    ※CGIディレクトリは、製品の実行ファイルが保存されるディレクトリです。

    なにも入力せずに[Enter]キーを押すと、「/var/www/cgi-bin」が設定されます。
    通常は変更する必要はありません。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    Cybozu(R) Office 10へバージョンアップする場合

    使用中の製品と同じCGIディレクトリを設定してください。
    CGIディレクトリは、システム設定の「実行環境の診断」画面のDir欄で確認できます。
    例:旧製品の実行環境が、/var/www/cgi-bin/cbag/の場合
    CGIディレクトリは、「/var/www/cgi-bin」になります。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    [/var/www/cgi-bin]:
  1. データディレクトリを確認し、Enterキーを押します。

    通常はデータディレクトリを変更する必要はありません。
    データディレクトリの初期値は、次のとおりです。

    • /var/local/cybozu/office/(インストール識別子)
    ===================== データディレクトリの設定=====================
    データディレクトリを設定してください。
    ※データディレクトリは、製品のデータファイルなどが保存されるディレクトリです。

    なにも入力せずに[Enter]キーを押すと、「/var/local/cybozu/office/cbag」が設定されます。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    [/var/local/cybozu/office/cbag]:
  1. ドキュメントルートディレクトリを確認し、Enterキーを押します。

    通常はドキュメントルートディレクトリを変更する必要はありません。
    初期値に設定されているドキュメントルートディレクトリは、お使いのWebサーバーにより異なります。

    ================= ドキュメントルートディレクトリの設定=================
    ドキュメントルートディレクトリを設定してください。
    ※ドキュメントルートディレクトリは、製品の画像ファイルなどが保存されるディレクトリです。

    なにも入力せずに[Enter]キーを押すと、「/var/www/html」が設定されます。
    通常は変更する必要はありません。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    Cybozu(R) Office 10へバージョンアップする場合

    使用中の製品と同じドキュメントルートディレクトリを設定してください。
    ドキュメントルートディレクトリは、システム設定の「実行環境の診断」画面のDocumentRoot欄で確認できます。
    例:旧製品の実行環境が、/var/www/htmlの場合
    ドキュメントルートディレクトリは、「/var/www/html」になります。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    [/var/www/html]:
  1. Webサーバーの実行ユーザー名を確認し、Enterキーを押します。

    通常は、Webサーバーの実行ユーザー名には「apache」を設定するため、何も入力せずEnterキーを押します。
    Webサーバーの実行ユーザー名を変更する場合は、実行ユーザー名を入力しEnterキーを押します。

    ================== Webサーバーの実行ユーザー名の設定=================
    Webサーバーの実行ユーザー名を設定してください。

    なにも入力せずに[Enter]キーを押すと、「apache」が設定されます。
    通常は変更する必要はありません。
    [apache]:
  1. 設定を確認し、問題がなければ「Y」を入力してEnterキーを押します。

    設定を変更する場合は「N」を入力してEnterキーを押します。

    ===================== インストールの設定の確認=====================
    インストールの設定を確認してください。

    インストール識別子: cbag
    CGIディレクトリ: /var/www/cgi-bin
    データディレクトリ: /var/local/cybozu/office/cbag
    ドキュメントルートディレクトリ: /var/www/html
    WEBサーバーの実行ユーザー: apache
    スケジューリングサービスの起動/停止ファイル: /etc/rc.d/init.d/ofss_cbag
    アンインストールの実行ファイル: /var/local/cybozu/office/cbag/uninstall_cbag

    この設定でインストールします。よろしいですか?
    [Y](はい) / [N](いいえ) :

    インストールが始まります。

  1. インストールが完了したら、試用許諾契約書とREADMEの保存場所を確認します。
    ===================== インストールの終了の確認=====================
    インストールが正常に終了しました。
    使用する前にREADMEを読んでください。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    試用許諾契約書とREADMEの保存先は次のとおりです。

     

    試用許諾契約書: /var/local/cybozu/office/cbag/LICENSE
    README: /var/local/cybozu/office/cbag/README

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    Web ブラウザーで次のURLにアクセスしてください。

    http://(サーバーのIPアドレス、またはホスト名)/(CGIディレクトリ)/(インストール識別子)/ag.cgi
    例) http://webserver.cybozu.co.jp/cgi-bin/cbag/ag.cgi
    例) http://10.10.203.55/cgi-bin/cbag/ag.cgi

  1. Webブラウザーを起動し、Office 10にアクセスします。

    /var/www/cgi-bin/cbag/にインストールした場合のアクセスURLは、次のとおりです。
    http://(サーバーのIPアドレスまたはホスト名)/cgi-bin/cbag/ag.cgi?
    例:

    • サーバーのIPアドレスが「192.168.1.1」、インストール識別子が「cbag」の場合
      http://192.168.1.1/cgi-bin/cbag/ag.cgi?
    • ホスト名が「test.co.jp」、インストール識別子が「cbag」の場合
      http://test.co.jp/cgi-bin/cbag/ag.cgi?

    Office 10のアクセス画面が表示されれば、インストールは正常に終了しています。
    アクセスURLは、お使いのWebブラウザーのお気に入りやブックマークに追加しておくことを推奨します。
    ユーザーにも、アクセスURLをお気に入りやブックマークに追加することを連絡してください。

    アクセス画面が表示されない場合は、次のページを参照してください。

  1. 「会社名」と「お名前」を入力し、次へをクリックし、サンプルデータを作成します。

    サンプルデータの作成
    ここで入力した会社名とユーザー(すでに登録されているユーザーを含む)、およびスケジュールや掲示板などの運用例がサンプルデータとして登録されます。
    本運用の開始前に、Office 10の操作や機能を試したりするのに便利です。
    ただし、サンプルデータにはメールサーバーが設定されていないため、メールの送受信はできません。
    サンプルデータが不要な場合は、あとで削除できます。

  1. ドロップダウンリストから任意のサンプルユーザーを選択し、[ログイン]をクリックします。

    サンプルユーザーには、パスワードが設定されていません。
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    ログイン

  1. 動作の確認や必要な設定をします。

    詳細は、次のページを参照してください。

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