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データをバックアップする

データをバックアップまたはリストアします。
データが破損したときや誤って必要なデータを削除してしまったときのために、データのバックアップを取ることを推奨します。

注意
  • メンテナンス時間を設定し、ユーザーが製品にアクセスしない時間帯に、データのバックアップを取ってください。ユーザーの操作中にバックアップを取ると、操作前までのデータしか保存されないなど、データに差分が生じる場合があります。
補足

データをバックアップする

バックアップするディレクトリやファイルを、外部媒体(磁気テープ、CD-R、MO、または別のハードディスク等)に手動でコピーしてバックアップを取ります。
データをバックアップすることで、インストールマシンの故障や、データの誤削除などに備えます。

重要
  • バックアップに必要なディレクトリ
    バックアップするディレクトリは次のとおりです。
    • (インストールディレクトリ)/cb5/data以下すべてのファイル
      例) C:\Inetpub\scripts\cbag\cb5\data以下
    • (インストールディレクトリ)/cb5/file以下すべてのファイル
      例) C:\Inetpub\scripts\cbag\cb5\file以下
    • (インストールディレクトリ)/cb5/log以下すべてのファイル
      例) C:\Inetpub\scripts\cbag\cb5\log以下
    • (インストールディレクトリ)/cb5/module以下すべてのファイル
      例) C:\Inetpub\scripts\cbag\cb5\module以下
  • 1日に1回、バックアップを取ることを推奨します。
注意
  • ハードディスクが故障すると、サーバーマシン自体が使えなくなります。この場合、製品のデータをバックアップしていても、すぐに製品を使える状態には復旧できません。スムーズにシステム全体を復旧するためにも、専用のソフトにおいて OS のインストールや各種ドライバの設定など、システム全体のバックアップを取る、もしくは予備マシン(使い古しのマシンなど)を準備しておくこともご検討ください。
  • ロギングで保存しているログのデータをバックアップする場合は、次のディレクトリもバックアップしてください。
    • (インストールディレクトリ)/cb5/log/
  • スケジューリングサービスを停止してから、データのバックアップをしてください。スケジューリングサービスの停止、開始、または再起動については、次のページを参照してください。

ステップ1
利用中の製品のファイル構成を確認する
ステップ2
メンテナンス時間を設定する
ステップ3
必要なデータを外部媒体などにバックアップする
ステップ4 メンテナンス時間を解除する

データをリストアする

バックアップしたファイルをリストア(復旧)します。
バックアップファイルを利用し、サーバーが異常終了した場合などにデータを復旧します。

注意
  • データをリストアするには、バックアップ元と、リストア先のOffice 9 パッケージ版のバージョンが同じである必要があります。 例えば、バージョン 9.1.0の環境に、バージョン 9.0.0のバックアップファイルを上書きすると、次のようなエラーが表示されます。

     エラー番号:14012
     データベースをバージョンアップする必要があります。
     サーバー管理者の方へ:
     サイボウズ Officeを上書きインストールしてください。

    エラーが表示された場合は、バックアップファイルをリストアした環境を、最新のOffice 9 パッケージ版にバージョンアップしてください。
  • データをリストアしても、バックアップ以降に変更したデータは復旧されません。このため、バックアップ以降に受信したメールが閲覧できなかったり、削除したデータが一覧に表示されたりなど、データに不整合が生じる可能性があります。
  • スケジューリングサービスを停止してから、データのリストアをしてください。スケジューリングサービスの停止、開始、または再起動については、次のページを参照してください。
  • CD-Rなどからバックアップデータをリストアした場合は、ファイルの属性が「読み取り専用」になっている場合があります。 この場合は、ファイル名を右クリックし、プロパティの「全般」タブから属性の「読み取り専用」の選択を外します。
    • 所有者  :  httpd起動ユーザー
    • 所有グループ  :  root
    • パーミッション  :  644

利用中のサイボウズ Officeにリストアする

ステップ1
メンテナンス時間を設定する
ステップ2
バックアップ元でバックアップファイルをコピーし、リストア先の該当のディレクトリをリネームして、バックアップデータと置き換える ファイル構成を確認し、バックアップしたディレクトリと同じ位置にデータをリネームして置き換えます。
  • リストア先のディレクトリをリネームする例:
    (インストールディレクトリ)/cb5/data → (インストールディレクトリ)/cb5/data_bak
    (インストールディレクトリ)/cb5/file → (インストールディレクトリ)/cb5/file_bak
    (インストールディレクトリ)/cb5/log → (インストールディレクトリ)/cb5/log_bak
    (インストールディレクトリ)/cb5/module → (インストールディレクトリ)/cb5/module_bak
  • バックアップファイルを置き換える例:
    (インストールディレクトリ)/cb5配下にバックアップファイルを配置します。
    • data(バックアップファイル) → (インストールディレクトリ)/cb5/data(バックアップファイル)
    • file(バックアップファイル) → (インストールディレクトリ)/cb5/file(バックアップファイル)
    • log(バックアップファイル) → (インストールディレクトリ)/cb5/log(バックアップファイル)
    • module(バックアップファイル) → (インストールディレクトリ)/cb5/module(バックアップファイル)
ステップ3
メンテナンス時間を解除する (インストールディレクトリ)/cb5/data/以下にあるmaint ファイルを削除して、メンテナンス時間を解除します。
ステップ4 Webブラウザーを起動してサイボウズ Officeにアクセスし、動作確認する 次の項目を確認します。
  • バックアップした状態のデータを、正常に閲覧または表示できる。
  • 正常にデータを登録または変更できる。

他のサーバーにインストールしたサイボウズ Officeにリストアする

ステップ1
他のサーバーにサイボウズ Officeをインストールする
ステップ2
メンテナンス時間を設定する
ステップ3
バックアップ元でバックアップファイルをコピーし、リストア先の該当のディレクトリをリネームして、バックアップデータと置き換える ファイル構成を確認し、バックアップしたディレクトリと同じ位置にデータをリネームして置き換えます。
  • リストア先のディレクトリをリネームする例:
    (インストールディレクトリ)/cb5/data → (インストールディレクトリ)/cb5/data_bak
    (インストールディレクトリ)/cb5/file → (インストールディレクトリ)/cb5/file_bak
    (インストールディレクトリ)/cb5/log → (インストールディレクトリ)/cb5/log_bak
    (インストールディレクトリ)/cb5/module → (インストールディレクトリ)/cb5/module_bak
  • バックアップファイルを置き換える例:
    (インストールディレクトリ)/cb5配下にバックアップファイルを配置します。
    • data(バックアップファイル) → (インストールディレクトリ)/cb5/data(バックアップファイル)
    • file(バックアップファイル) → (インストールディレクトリ)/cb5/file(バックアップファイル)
    • log(バックアップファイル) → (インストールディレクトリ)/cb5/log(バックアップファイル)
    • module(バックアップファイル) → (インストールディレクトリ)/cb5/module(バックアップファイル)
ステップ4
メンテナンス時間を解除する (インストールディレクトリ)/cb5/data/以下にあるmaint ファイルを削除して、メンテナンス時間を解除します。
ステップ5 Webブラウザーを起動してサイボウズ Officeにアクセスし、動作確認する 次の項目を確認します。
  • バックアップした状態のデータを、正常に閲覧または表示できる。
  • 正常にデータを登録または変更できる。

データベースを最適化する

次のディレクトリの配下に保存されているファイルを最適化します。

  • (インストールディレクトリ)/cb5/data配下に保存されているすべてのodbxファイル
  • (インストールディレクトリ)/cb5/data/db配下に保存されているすべてのdbmxファイル
    最適化処理をすると、肥大化したodbxファイルとdbmxファイルを整理し、製品の処理速度を改善できます。
注意
  • データをバックアップしてから、データベースの最適化処理をしてください。
  • 最適化処理には、Administrator権限(Windows環境)またはroot権限(Linux環境)が必要です。
  • 最適化処理中は、自動的にメンテナンス時間が設定されます。 また、別途メンテナンス時間を設定している場合、設定されている時間帯に最適化処理はできません。
  • スケジューリングサービスを停止してから、データの最適化処理をしてください。スケジューリングサービスの停止、開始、または再起動については、次のページを参照してください。

ステップ1
スタートメニューから、プログラム > アクセサリ > コマンドプロンプトの順にクリックする
ステップ2
ag.exe(cgi)が保存されているディレクトリまで移動する ag.exeが保存されているディレクトリについては、「実行環境の診断」画面のDir欄で確認できます。
ステップ3 コマンドを実行する 最適化処理が実行されます。

最適化処理の実行コマンド

環境 説明
Windowsサーバー ag.exe -x optimize -N
Linuxサーバー ./ag.cgi -x optimize -N

最適化処理の停止コマンド

最適化の途中でも安全に強制停止するコマンドです。
設定していたメンテナンス時間も解除されます。
環境 説明
Windowsサーバー ag.exe -x optimize -E
Linuxサーバー ./ag.cgi -x optimize -E

コマンド実行後に「Terminate successfully」が表示された場合は、強制終了・停止が成功しています。
コマンド実行後に「Error : Failed to terminate」が表示された場合は、すでに処理が終了しています。