Windows環境にリモートサービスマネージャーをインストールする手順を説明します。
- インストールする環境を確認します。詳細は、インストールの前に確認することを参照してください。
- 最新のインストーラーを入手します。インストーラーは、製品サイトのダウンロードページから、ダウンロードしてください。
- サーバーにダウンロードした「cbrs-rc-4.x.x.exe」をダブルクリックします。
- ドロップダウンリストから表示言語を選択し、[OK]をクリックします。インストーラーが起動します。リモートサービスマネージャーがすでにインストールされている場合は、新しくリモートサービスマネージャーをインストールするか、またはバージョンアップするかどうかを選択する画面が表示されます。
- ようこそ画面で、[次へ]をクリックします。
- 「ソフトウェア使用許諾契約」画面で、使用許諾契約書を確認し、同意する場合は「使用許諾契約の条項に同意する」のチェックボックスを選択し、[次へ]をクリックします。使用許諾契約に同意しない場合は、[キャンセル]をクリックし、インストールを中止します。
- 「サイボウズ アプリケーションディレクトリの設定」画面で、インストール先のフォルダを確認し、[次へ]をクリックします。通常は、表示されているフォルダのままで、選択し直す必要はありません。
- インストール先のフォルダを変更する場合は、[選択]をクリックし、インストールするフォルダを選択します。
- デフォルトで設定されているインストールフォルダに戻す場合は、[デフォルトのフォルダーに復元する]をクリックします。
- 「インストール識別子の設定」画面で、インストール識別子を確認し、[次へ]をクリックします。インストール識別子は、通常は変更する必要はありません。ただし、複数のリモートサービスマネージャーをインストールする場合は、インストールごとに異なる識別子を設定する必要があります。
詳細は、インストール識別子とはという説明を参照してください。
[次へ]をクリックすると、リモートサービスマネージャーで使用するポート番号が自動的に検出されます。
詳細は、ポート番号とはという説明を参照してください。 - 「インストール準備の完了」画面で、設定を確認し、[インストール]をクリックします。インストールが始まります。
- 「インストールの完了」画面で、[完了]をクリックします。
- [OK]をクリックします。「初期設定の開始」画⾯が表⽰された場合、インストールは正常に終了しています。
- 「初期設定の開始」画面で、[開始する]をクリックして、初期設定を行い、動作を確認します。詳細は、初期設定を実行する方法を参照してください。
注意
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「初期設定の開始」画面が表示されない場合
手順11で「初期設定の開始」画面が表示されない場合は、Webブラウザーを起動し、リモートサービスマネージャーを表示してください。
アクセスするURLは、次のとおりです。
http://(サーバーのIPアドレスまたはFQDN):(リモートサービスマネージャーが使用するポート番号)/login
FQDNについての詳細は、FQDNとはという説明を参照してください。- サーバーのIPアドレスが「192.168.1.1」、使用するポート番号が「8080」の場合の例:
http://192.168.1.1:8080/login - FQDNが「bozuman.co.jp」、使用するポート番号が「8080」の場合の例:
http://bozuman.co.jp:8080/login
- サーバーのIPアドレスが「192.168.1.1」、使用するポート番号が「8080」の場合の例:
補足
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インストール識別子とは1台のサーバーに複数のリモートサービスマネージャーをインストールする場合に指定する、個々のリモートサービスマネージャーを識別するための文字列です。
使用できる文字は「a-z」、またはその後ろに「0-9」を付けたものです。インストール識別子は、10文字以内で設定します。
デフォルトで設定されているインストール識別子は、「cbrc」です。 -
ポート番号とはポート番号とは、インターネット上の通信において、IPアドレスの下に設けられるサブアドレスのことです。
ポート番号は、リモートサービスマネージャーにアクセスするURLの一部として使用されます。
リモートサービスマネージャーでは、1つのインストール識別子に対してポート番号を1つ使用します。 -
FQDNとはドメイン名、サブドメイン名、ホスト名などを省略しないで、完全な形式でドメイン名を記述することです。