バージョンアップする(Linux環境)

Linux環境にインストールしているリモートサービスマネージャーをバージョンアップする手順を説明します。
注意
  • 製品へのアクセスが少ない時間帯に、リモートサービスマネージャーをバージョンアップしてください。
  • リモートサービスマネージャーのバージョンアップには、root権限が必要です。
  1. バージョンアップする環境を確認します。
    詳細は、インストールの前に確認することを参照してください。
  2. リモートサービスマネージャーを停止します。
    • バージョン 3.1.9以前から最新版にバージョンアップする場合:
      次のコマンドを実行します。
      /etc/init.d/cbrs_(インストール識別⼦) stop
    • バージョン 4.0.0以降から最新版にバージョンアップする場合:
      次のコマンドを実行します。
      systemctl stop cbrs_(インストール識別子)
    補足
    • バージョンアップが完了すると、停止したリモートサービスマネージャーが自動的に起動します。
  3. リモートサービスマネージャーのデータをコピーします。
    サーバーの故障やデータの誤削除などに備え、データのバックアップをとります。
    必ず次のデータをコピーし、外部媒体などに保存します。
    • (インストールディレクトリ)/conf/R*******.zip(R******* はリモートIDです。)
    • (インストールディレクトリ)/conf/RelayClient.properties
    • (インストールディレクトリ)/conf/user.pfx
    • (インストールディレクトリ)/data配下のすべてのデータ
    バックアップ対象についての詳細は、バックアップするディレクトリーとファイルを参照してください。
    補足
    • バージョン 3.1.7以前のリモートサービスマネージャーをバージョンアップする場合、使用するメモリーの量と作成するスレッドの数の設定が初期設定に戻ります。
      次の設定値を変更している場合は、バージョンアップ前の設定値のメモを取ります。
      • 使用するメモリーの量:
        次のファイルの「CB_APP_OPTS」の設定値のメモを取っておきます。
        (インストールディレクトリ)/bin/boot.sh
        例︓/usr/local/cybozu/bin/boot.sh
        設定値が次のようになっている場合、XmsとXmxの値「256」がメモリーの量です。
        CB_APP_OPTS="-Xms256m -Xmx256m -Dlog4j.configuration=conf/log/log4j.properties"
      • 作成するスレッドの数:
        次のファイルの「DispatcherWorkerThreadCount」の設定値のメモを取っておきます。
        (インストールディレクトリ)/conf/RelayClient.properties
        例︓/usr/local/cybozu/conf/RelayClient.properties
        設定値が次のようになっている場合、スレッドの数は15です。
        DispatcherWorkerThreadCount = 15
  4. 最新のインストーラーを入手します。
    インストーラーは、製品サイトのダウンロードページから、ダウンロードしてください。
  5. サーバーにダウンロードしたインストーラー「cbrs-rc-4.x.x.bin」を適当なディレクトリーに保存し、そのディレクトリーに移動します。
  6. インストーラーをshコマンドで起動します。
    [root@localhost root]# sh cbrs-rc-4.x.x.bin
  7. 画面を日本語で表示する場合は「2」、英語で表示する場合は「1」を入力してから、Enterキーを押します。
    英語表示の画面では、「->2- 日本語」の部分が文字化けします。バージョンアップする環境によっては、日本語が表示されない場合があります。
    ==============================
    Choose Locale...
    ----------------
    1- English
    ->2- 日本語
    CHOOSE LOCALE BY NUMBER:
  8. 「2」を入力し、Enterキーを押します。
    ===============================================================================
    サイボウズ リモートサービス
    --------------

    サイボウズ リモートサービス セットアップへようこそ

    すでに サイボウズ リモートサービス
    がインストールされています。
    新たに サイボウズ リモートサービス
    をインストールするか、インストール済みの サイボウズ
    リモートサービス
    をバージョンアップするかを選択してください。

    1- 新たにインストールする
    ->2- バージョンアップする

    選択する項目の番号を入力するか、
    デフォルトを使用する場合は ENTER キーを押してください:
  9. バージョンアップする製品のインストール識別子を入力し、Enterキーを押します。
    ===============================================================================
    インストール識別子の設定
    ------------

    すでにインストールされているアプリケーションの識別子
    は、次のとおりです。
    選択した識別子のアプリケーションをバージョンアップし
    ます。
    cbrc


    バージョンアップするアプリケーションの識別子を入力し
    て下さい。

    [cbrc]: (デフォルト: cbrc):
    補足
    • リモートサービスマネージャーをバージョン 2.2.0以前から最新版にバージョンアップすると、手順9の後に使用許諾契約が表示されます。
      • 使用許諾契約に同意する場合: 「Y」を入力し、Enterキーを押します。
      • 使用許諾契約に同意しない場合: 「N」を入力し、Enterキーを押します。バージョンアップを中止します。
  10. 「1」を入力し、Enterキーを押します。
    バージョンアップが始まります。
    ===============================================================================


    バージョンアップを開始します。
    よろしいですか?

    ->1- バージョンアップする
    2- キャンセル

    選択する項目の番号を入力するか、
    デフォルトを使用する場合は ENTER キーを押してください:
  11. 完了メッセージが表⽰されたら、Enterキーを押してインストーラーを終了します。
    これで、バージョンアップは終了です。
    ===============================================================================
    サイボウズ リモートサービス バージョンアップの完了
    --------------------------

    バージョンアップは、正常に終了しました!

    バージョンアップ前と同じURLを指定し、
    「システム管理」画面にアクセスしてください。

    ENTER キーを押すと、インストーラーが終了します:
  12. Webブラウザーを起動し、リモートサービスマネージャーにアクセスします。
    アクセスするURLは、次のとおりです。
    http://(サーバーのIPアドレスまたはFQDN):(リモートサービスマネージャーが使用するポート番号)/login
    FQDNについての詳細は、FQDNとはという説明を参照してください。
    • サーバーのIPアドレスが「192.168.1.1」、使用するポート番号が「8080」の場合の例:
      http://192.168.1.1:8080/login
    • FQDNが「bozuman.co.jp」、使用するポート番号が「8080」の場合の例:
      http://bozuman.co.jp:8080/login
    補足
    • バージョン 3.1.7以前のリモートサービスマネージャーをバージョンアップした場合は、次の設定値を手順3でメモを取っておいたバージョンアップ前の値に戻し、サービスを再起動します。
      • 使用するメモリーの量:
        テキストエディターで次のファイルを開きます。
        (インストールディレクトリ)/bin/boot.sh
        例︓/usr/local/cybozu/bin/boot.sh
        「CB_APP_OPTS」の設定値のうち、XmsとXmxの値をバージョンアップ前の値に戻します。
      • 作成するスレッドの数:
        テキストエディターで次のファイルを開きます。
        (インストールディレクトリ)/conf/RelayClient.properties
        例︓/usr/local/cybozu/conf/RelayClient.properties
        「DispatcherWorkerThreadCount」の値を、バージョンアップ前の値に戻します。
  13. リモートサービスマネージャーにログインし、動作を確認します。
    次のことを確認します。
    • 正常に動作する。
    • バージョンアップ前のデータを、正常に閲覧または表示できる。