クライアント証明書を管理する方法を説明します。
リモートサービスのセキュアアクセスオプションが有効な場合、リモートサービスマネージャーでは次の証明書を管理します。
- マスターのクライアント証明書:
サイボウズ株式会社が発行する証明書です。ライセンス情報やリモートIDを含みます。すべての利用製品にアクセスできます。
- ユーザー発行クライアント証明書:
システム管理者が発行するクライアント証明書です。ライセンス情報は含みません。各証明書でアクセスを許可する製品や利用期限を設定できるため、用途に合わせて、ユーザーに証明書を配布できます。
例)
- 派遣社員のグループ:
利用期限が1年間で、かつ製品Aと製品Dへのアクセスを許可する証明書を配布する。
- 部長以上のグループ:
利用期限が2年間で、かつすべての製品へのアクセスを許可する証明書を配布する。
- クライアント証明書の管理機能は、リモートサービスのセキュアアクセスオプションが有効な場合に使用できます。
ただし、証明書のステータスの変更は、リモートサービスのセキュアアクセスオプションが無効でも設定できます。
ユーザー発行クライアント証明書を変更する方法を説明します。
- リモートサービスマネージャーで、リモートサービスの運用管理 > クライアント証明書の管理の順にクリックする
- 変更するをクリックする
- 必要な項目を設定し、変更するをクリックする
設定する項目は、次のとおりです。
マスターのクライアント証明書とユーザー発行クライアント証明書のステータスを変更する方法を説明します。
証明書を無効にすると、その証明書を使用するユーザーは利用製品にアクセスできません。
- リモートサービスマネージャーで、リモートサービスの運用管理 > クライアント証明書の管理の順にクリックする
- 有効にするをクリックする
証明書を無効にする場合は、手順3で無効にする をクリックし、確認画面で 無効にする をクリックします。
各製品で利用する証明書を設定する方法を説明します。
- 利用製品を追加したあとに、利用する証明書を設定する場合は、手順3から操作します。
- リモートサービスマネージャーで、リモートサービスの運用管理 > 製品/ユーザーの設定の順にクリックする
- 利用する証明書を設定するをクリックする
- 証明書一覧から、利用する証明書を選択し、←追加 > 設定するの順にクリックする
選択を解除する場合、証明書を選択して、→削除 をクリックします。