KUNAIの初期設定では、クライアント証明書の情報を含むKUNAI用のアクセス情報を設定します。
KUNAI用のアクセス情報は、クライアント証明書によって異なります。
必要な設定は、「リモートサービスの運用管理」で行います。
リモートサービスのセキュアアクセスオプションが有効な場合、リモートサービスマネージャーでは次の証明書を管理します。
- マスターのクライアント証明書:
サイボウズ株式会社が発行する証明書です。ライセンス情報やリモートID を含みます。すべての利用製品にアクセスできます。 - ユーザー発行クライアント証明書:
システム管理者が発行するクライアント証明書です。ライセンス情報は含みません。各証明書でアクセスを許可する製品や利用期限を設定できるため、用途に合わせて、ユーザーに証明書を配布できます。
例)- 派遣社員のグループ:
利用期限が1年間で、かつ製品Aと製品Dへのアクセスを許可する証明書を配布する。 - 部長以上のグループ:
利用期限が2年間で、かつすべての製品へのアクセスを許可する証明書を配布する。
- 派遣社員のグループ:
- KUNAIはサードパーティ製品には対応していません。KUNAIで証明書を使用する場合は、アクセスを許可する製品に、KUNAIで使用するサイボウズ製品を設定する必要があります。
- クライアント証明書の管理機能は、リモートサービスのセキュアアクセスオプションが有効な場合に使用できます。